Date : 2025.10.10
株式会社喜久屋の事業承継
ポストコロナ・リカバリー株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 濱田 法男)が運営するポストコロナ・リカバリー投資事業有限責任組合(以下「ポストコロナ・リカバリーファンド」)は、本日、株式会社喜久屋(本社 東京都足立区、代表取締役 中畠信一、以下「喜久屋」)の事業を会社分割により承継しました。
喜久屋は1956年、東京都荒川区にて創業以来、70年近くにわたり地域の暮らしに寄り添うクリーニングサービスを提供してまいりました。現在では本社を足立区に移転し、足立区および千代田区を中心とする都心部、ならびに埼玉県内の工場を拠点に38店舗を展開しております。
クリーニング業界は、担い手の高齢化や市場構造の変化により、厳しい経営環境におかれています。しかし、喜久屋はそのような環境下においても、地域社会の生活基盤を支える企業として、安定した品質と誠実なサービスを届け続けてまいりました。
ポストコロナ・リカバリーファンドは、かかる地域に不可欠な企業の持続的な発展と雇用の安定に資することに社会的意義を見出し、喜久屋が創出してきた顧客価値、そして従業員の皆様の雇用条件の維持・向上を支えるべく、スポンサーとして支援を行うことを決定いたしました。
今後、喜久屋は新たな経営体制のもと、設備投資および新規出店等を通じて、さらなる付加価値の創出を目指し、より多くのお客様に高品質なクリーニングサービスを提供してまいります。弊社は、承継した事業の役職員の皆様ならびに関係金融機関の皆様と緊密に連携し、経営改善に誠心誠意取り組むとともに、企業価値の向上と、役職員の皆様が誇りを持って働ける環境づくりに尽力してまいる所存です。
なお、新会社においては、外部から社長を招聘するとともに弊社から取締役および監査役数名を派遣する予定です。今後は喜久屋の歴史と理念を継承しつつ、持続可能な成長に向けた体制強化を図ってまいります。
以上
〈ポストコロナ・リカバリー株式会社〉
ニューホライズンキャピタルの100%子会社。ニューホライズンキャピタルの事業再生・再編のノウハウを発展させ、ポストコロナ・リカバリーファンドによりコロナ禍からの回復・再生を行う中小企業を資本面から支援することを目的として2021年2月に設立された。
〈ニューホライズンキャピタル株式会社〉
2002 年 2 月に創業した前身のフェニックス・キャピタル時代から、2006 年 10 月の会社分割を経て、通算 23 年超の実績(独立系ファンドとしては最大規模の累積運用資産総額2,900 億円超)を有する。現在は、ニューホライズンキャピタルとして 6 本目、創業から10 本目のファンドを運営中。2002 年以来、すべてのファンドの創設時にキーマン(主運用責任者)をつとめてきた安東泰志をはじめとするニューホライズンキャピタルのチームメンバーは、フェニックス・キャピタルにおいて、三菱自動車、ティアック、東急建設、不動建設、世紀東急工業、市田、ツムラ等、また、ニューホライズン 1 号から 4 号ファンドにおいても多数の投資を実行し、開示可能なエクイティー投資先だけで 約 70 社、全体では 120 社超の日本随一の投資実績を有する。
この件に関する問い合わせ先(弊社広報担当):
インターナショナル・ファイナンシャル・コンサルティング株式会社
竹江、高杉連絡先:03-5532-8921