Date : 2024.08.01
株式会社ニチネンの事業承継
ポストコロナ・リカバリー株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 濱田 法男)が運営するポストコロナ・リカバリー投資事業有限責任組合(以下「ポストコロナ・リカバリーファンド」)は、本日、株式会社ニチネン(本社 埼玉県上尾市、代表取締役 小林裕一郎)(以下、「ニチネン」)の事業を会社分割により承継しました。
ニチネンは1984 年に創業し、本社所在地である埼玉県や関東地域を中心にライフラインに関わる製品を製造・販売する企業として地域経済に貢献しています。創業以来、固形燃料やガスコンロを中心とした生活のインフラ用品のメーカーとして事業を拡大して参りました。2007 年には飲料水事業に参入し、今日においては同事業の成長が会社全体をけん引しています。ポストコロナ・リカバリーファンドは、地域経済の活性化に寄与すること、災害の多い日本に必要なライフラインに関するメーカーであること、またニチネンの全ての従業員の雇用条件の維持・向上に貢献できるという点に社会的意義を見出し、スポンサーとして対象会社を支援するために本件投資の実行を決定いたしました。
ニチネンは、新たな経営体制のもと、効果的な設備投資等を実行し、外部環境に適応した戦略により更なる成長を目指して参ります。弊社は承継する事業の役職員と共に経営改善に取り組み、同社の企業価値を高めて参る所存です。
なお、新組織体制としては、弊社から新たに取締役及び監査役数名を派遣する予定です。
以上
〈ポストコロナ・リカバリー株式会社〉
ニューホライズンキャピタルの100%子会社。ニューホライズンキャピタルの事業再生・再編のノウハウを発展させ、ポストコロナ・リカバリーファンドによりコロナ禍からの回復・再生を行う中小企業を資本面から支援することを目的として2021年2月に設立された。
〈ニューホライズンキャピタル株式会社〉
2002年2月に創業した前身のフェニックス・キャピタル時代から、2006年10月の会社分割を経て、通算20年超の実績(独立系ファンドとしては最大規模の累積運用資産総額2,700億円超)を誇る。現在は、NHCとして6本目、創業から10本目のファンドを運営中。2002年以来、すべてのファンドの創設時にキーマン(主運用責任者)をつとめてきた安東泰志をはじめとするNHCのチームメンバーは、フェニックス・キャピタルにおいて、三菱自動車、ティアック、東急建設、不動建設、世紀東急工業、市田、ツムラ等、また、ニューホライズン1号から4号ファンドにおいても多数の投資を実行し、ハウステック、シバウラ防災製作所、昭和コーポレーション、NITTO/平世美装等、開示可能なエクイティー投資先だけで約50社、全体では100社超の日本随一の投資実績を有する。
この件に関する問い合わせ先(弊社広報担当):
インターナショナル・ファイナンシャル・コンサルティング株式会社
竹江、高杉連絡先:03-5532-8921